Vol.6 株式会社LEOC 人財採用本部 常務執行役員  濱田 久雄 氏

Vol.6 株式会社LEOC

株式会社LEOC

https://www.leoc-j.com

  • 事業内容を表すキーワード:様に向き合った食のサービス、日本の食文化を世界に、人財の育成と紹介
  • 会社の強味・魅力を表すキーワード:チャンスと可能性、業界No1の成長率、全国2,300カ所の事業拠点
  • 人材育成に関するキーワード:一人ひとりのニーズに応える多彩な研修
  • 求める人材像に期待するキーワード:誠実さ、ホスピタリティ、成長意欲

人財採用本部 常務執行役員  濱田 久雄 氏

株式会社LEOCは、Jリーグ横浜FCのスポンサーだけでなく経営も行っているONODERA GROUPの基幹企業で、東京に本社を置くコントラクトフードサービス会社です。サービス提供エリアは北海道から沖縄まで、病院や社会福祉施設、企業の社員食堂、学校などの施設、全国合わせて約2,300箇所でフードサービスを提供しています。久保人事部長へのインタビューに引き続き、今回は濱田常務に、事業内容、会社の魅力や仕事のやりがい、社員に対する想いなど幅広くお話を伺いました。

□事業内容について

お客様に向き合った食のサービスの提供をしています。

LEOCは病院、保育園、有料老人ホーム、障がい者の支援施設、(企業の)社員食堂などにフードサービスを提供する事業を行っており、ONODERA GROUPの9割以上の売上を占めている会社です。グループとしては、他に外食事業、人財の育成・紹介事業、スポーツマネジメント事業まで幅広く行っています。
その中でも弊社は、セントラルキッチンで一括生産して現場に届けるというのではなく、お客様の個々のニーズに応え、現地で調理するというオーダーメイドに拘っています。お客様に向き合った食のサービスの提供です。例えばアスリート向けの食事提供では、練習の後や試合の前など選手のコンデションづくりに合わせた食事を用意する必要があります。また、競技によって必要な栄養素が異なるので、それに合わせたメニューも考えます。

日本の食文化を海外に伝える外食事業を目指しています。

外食事業は海外での給食展開を目指して、銀座に鮨、鉄板焼、天ぷらと3種類の高級和食料理店を出店しています。ここで腕を磨いた料理人は、海外赴任され活躍します。現在、アメリカはハワイ、ロサンゼルス、ニューヨークに、ヨーロッパでは、パリ、ロンドン、アジアでは上海に出店していて、ニューヨーク店はミシュランガイドで2つ星をいただいています。世界広しといえども給食業界でミシュランの星を獲得したのは私たちLEOCだけで、会社のブランディングだけでなく社員の誇りにもなっています。「銀座から世界へ」を掲げて、世界に日本食やLEOCへの関心を広げていきたいと考えております。

グループでは、日本や世界で活躍できる人財を育成し紹介する事業を行っています。

給食市場は少子高齢化を背景に需要が年々拡大しているのが実状です。一方で人材不足が社会課題になっており、特に介護福祉の現場で深刻です。
ONODERA GROUPでは、課題解決の取り組みとしてベトナム、ミャンマー、フィリピンに外国人向けの日本語学校を展開し、日本で働きたいと考えている外国人に対して無償教育を提供し、日本で活躍できる外国人の育成と紹介する事業を計画しています。

□会社の強味・魅力について

チャンスと可能性に満ちた会社です。

私が入社した当時は、まさかこれほど事業が広がるとは思っていませんでした。給食事業をイメージしてやれることが限定されていて国内だけで完結するものだと考えていました。ところが大手スーパーの給食部門やオーナー経営の給食会社等の合併を行いつつ瞬く間に大きく成長し、今や海外にまで進出しています。その点で、チャレンジしようと思えば様々なチャンスと可能性に満ちている会社だと言えます。

成長率は業界No.1。支えているのは人を大切にしようという会社の経営理念です。

売上は業界6位ですが、成長率は10%以上を誇り、業界売上上位10社の中でNo.1の成長率です。現在はお客様からの評価も後押しいただき、順調に売上を拡大しております。私たちの事業は人がすべてです。ですから、「人を大切に人と共に成長していこう」というのが弊社代表の信念であり、会社の理念です。そのために我々と同じ気持ちを持つ方々にたくさん入社いただき、よい人財が増えることで事業も安定して拡大していくと考えています。

営業部には法人営業、事業部にはマネジメント、それぞれの仕事の醍醐味があります。

実はLEOCには全国に約2,300カ所の事業拠点があります。これはカフェチェーン店のNo.1、No.2の店舗数を足したのと同じ位の数です。ただ、弊社の場合は、病院の食堂であったり、企業の食堂であったりと大きな看板は出ていないため、一般の方への認知度は高くありません。そのため仕事のイメージを持ちづらいかもしれません。
私たちの仕事にはB to Cの側面とB to Bの側面があり、それぞれの仕事の醍醐味があります。営業部の仕事では、新設ビルであれば、食堂の設計やメニューの企画などどんな提案がクライアントのニーズに合っているのか白紙から考えます。加えて、大企業でもそのほとんどが食堂は1箇所です。ですから、20代でも大手企業の経営者陣の前でプレゼンをする機会がありえます。営業としてのやりがいや成長機会は、他の業種と比べても非常に大きいのではないでしょうか。
事業部では10〜20店舗程度をマネジメントする支店長として活躍する道もあります。支店長は顧客からの改善要望を現場スタッフに共有し実現させたり、食材、労務費などの収益管理を行いつつ顧客満足度の向上、収益向上、そしてスタッフに還元したりと、若くからマネジメントにチャレンジできる仕事です。

□求める人材像と採用の工夫について

誠実、ホスピタリティ、成長意欲がキーワードです。

給食事業というのは通常の飲食店と違って毎日同じお客様に食事を提供しています。ですから嘘があってはいけません。誠実な方に入っていただきたいというのが1つ目です。2つ目はサービス業ですので、お客様へのおもてなしの心やチームワークを大切にできるホスピタリティ精神のある方、3つ目は毎日同じお客様にも、より良いサービスを提供できる成長意欲の高い方です。
現在、以上の3つを求める人材像として成長力のある新卒の皆さんの採用に力を入れています。仕事に対する熱意を持っているかどうかは、お客様に仕事を任せていただく上での信用にもつながります。熱い気持ちというのは、課題意識を持ち、問題に気づき、改善していこうという気持ちがあるかどうかだと思います。
手前味噌かもしれませんが、人に優しい社員が多いと評価されます。人事として社員に求めている素養が、知らず知らずに人を大切にする風土を作り上げているのだと思います。今後も変わらず大切にしていきたい社風です。

新卒学生の飾らない仕事への希望を大切にする面談をしています。

正直、入社後辞められる方も少なからずいらっしゃいますので、マッチングについては非常に気をつけています。最終の面接を1対1や2(面接官)対1で実施して、一人ひとりの方と丁寧に接しています。そして内定を出した後には必ず面談しています。最終面接では緊張してなかなか本音が言えないことや、背伸びしている部分もあっただろうと思うからです。その時には私服で着ていただき、世代の近い社員を加えて対応し、本音を話しやすい雰囲気づくりをします。そうして仕事に対する素直な希望、飾りのない活躍イメージを聞きながら配属先の検討をするようにしています。

□人財育成について

「従業員に成長と幸福を」という理念の下「LEOC大学」という研修制度があります。

1年目は社会人として基本的な研修を実施していますが、2年目からは学びたいことを学べるように多彩な研修プログラムを用意していますのが特徴です。それは総合職だけでなく、専門職として管理栄養士、栄養士、調理師として現場で長く働く方が多く、社員一人ひとりの仕事に応じて研修内容に対するニーズが異なるからです。
そのニーズは、ビジネスマナー、調理、栄養、献立、マネジメント、対人コミュニケーションについてなど多岐に渡ります。それぞれのニーズに対応した研修を用意して、社員が学びたいことを学べる環境を整えています。変わったところでは写真の撮り方の研修があります。インスタの影響もあるかもしれません。料理を美味しそうに撮れるようになりたいという社員のニーズに応えるためにプロのカメラマンに講師を依頼しています。
2018年度は、細かなものを含めて全国で530件近くの研修を実施しており、1日2〜3件の研修が開講されました。教育研修に力を入れている企業はたくさんあると思いますが、弊社は特別ではないでしょうか。

□学生へのエール

勇気を持って一歩踏み出し、自分が熱くなれるものを見つけてください。

社会に出ると組織に属すことで時間的制約が生まれてきます。学生時代は自分で時間の使い方を自由に選べます。その貴重な時間を、自分のやりたいことや興味あることに前向きにチャレンジして欲しいと思います。遊びであれ学業であれ、その時にしかできないことを大切にしながら勇気を持ってトライすることで、自分が熱くなれるものに出会って欲しいと思います。

発行人:一般社団法人プレミア人財育成協会 代表理事 勝亦 敏